看護師の平均年収
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、
看護師の平均年収は、474万円。
女性が約9割を占める職種にしては、
年収が高いという事が言えます。
ただ、他業種と比較して、
年齢&経験年数に応じる昇給率が悪いという特徴もあります。
給料の高い病院ってどんなところ?
一応、平均年収474万円という統計数字はありますが、
実態は地域差/診療科目/夜勤の有無によって年間給与に差があります。
■給料が高いのは、東京勤務の救急医療
3次救急や、急変だらけで全く休めない職場はやっぱり給料は高いです。
救急で働く看護師は夜勤が当たり前。
夜勤が増えれば、お給料も必然的に高くなります。
■給料が低いのは、地方勤務の診療所や公立病院
小さな診療所であれば、給料は低いけど平日9時~17時勤務もあり生活が安定します。
公立病院は現役時代は薄給でも、年金制度が公務員待遇になるところがメリット。
でも病院によっては、残業手当をつけさせてもらえないのが常態化している公立病院もあるので注意です。
上記の事例からも分かるように、
高年収で求人募集をしている病院は、勤務状態が過酷であると考えるのが普通です。
だから、内情を理解しないまま高年収につられて転職してしまうと、すぐに離職する羽目になってしまいます。
離職率の高い病院というのは、看護師専門の転職エージェントであればリスト化されているので聞いてみるといいでしょう。